【経験談】スーパーの正社員は恥ずかしい?就職するメリット・デメリット
世間では、スーパーマーケットへ就職(転職)することに対して、
「大変なわりに、お給料は低そう…」
「レジ打ちや品出しがメインで、やりがいがなさそう…」
「スーパーに就職するなんて、何だか負け組みたいで恥ずかしい…」
このように、漠然としたマイナスイメージを持っている方もいると思います。
しかし最近では、日本全国どこにでもあるスーパーは、大手企業が親会社となりチェーン展開なども積極的に行っていたり、現在のコロナ禍でも利用者が途切れる事なく需要があるため、就職先として注目を集めています。
この記事は、私の体験談を元に『スーパーの仕事内容、年収、メリットやデメリット』について、詳しく説明していきます。
私は某スーパーで10年以上、正社員として店舗で働いていました。
ですのでスーパーで働くメリット・デメリットは身にしみています。
スーパーへ就職・転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
***目次***
・スーパーへ就職して働く7つのメリット
①役職が多く出世がしやすい/キャリアの選択肢が豊富
②実力主義である
③就職しやすい
④立ち仕事なので動き回れる
⑤同僚が多い
⑥平日に休める
⑦産休を取得しやすい(女性)
・スーパーに就職する3つのデメリット
①他人と予定を合わせづらい
②クレーム対応をしなければならない
③給料は安い
・まとめ
スーパーの正社員は決して恥ずかしくない!人と関わることが好きな人におすすめ
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スーパーへ就職して働く7つのメリット
①役職が多く出世がしやすい/キャリアの選択肢が豊富
スーパーは店舗と本社があるので、色々な役職があります。
例えば…
【店舗】
チーフ(主任)
副店長
店長
【本社】
バイヤー
スーパーバイザー(SV)
この他にも、本社の経理や人事などもあるので、キャリアの選択肢が豊富です。
(ただ、従業員数も多いため、必ずしも希望する役職に就けるわけではありません)
万が一店舗勤務が嫌になった場合に、転職しなくても他の役職を用意してくれる場合もあります。
実際に私が勤めていたスーパーでも、店舗勤務がどうしても性に合わないという理由で本社勤務に変えてもらった同僚がいます。
②実力主義である
基本的に、年功序列ではありません。
そのため実力がある人がどんどん昇進していきますので、モチベーションアップ・やりがいに繋がります。
ちなみに私も、店舗内に嫌いな先輩がいたのですが、先輩よりも先に昇進できたので、それから嫌がらせされる頻度は大幅に減りました(笑)
自分の能力を高めたい、実力で出世したいと考えている人には大きなメリットになるでしょう。
③就職しやすい
スーパー業界は大量に一括で採用するため、それほど競争率が高くはありません。
「100人のうち1人だけ内定を貰える」や、「エリートだけを採用」なんてこともないです。
他の業種に比べて内定を獲得しやすいのは事実です。
④立ち仕事なので動き回れる
スーパーだと、就業中は9割以上立ちっぱなしです。
役職に就くとデスクワークも増えますが、それでも立ち仕事がメインです。
接客をしたり、商品を補充したり、在庫の確認…と常に動き回ります。
なので、「座っているのが苦手」「体を動かす仕事のほうが良い」という人にはオススメの職業です。
普段から運動する習慣がないと、最初はしんどいかもしれませんが、仕事をしながらカロリーも消費できるので、健康的に痩せられます(笑)
数ヶ月後には自然と体力も付きますよ。
⑤同僚が多い
小型スーパーは別ですが、中堅以上のスーパーだと、新卒の採用人数も50人~100人程度と多めです。
そのため同期が他の業界よりも多く、困ったときに悩みを共有しやすいのも特徴です。
人数が多いぶん、相性の良い仲間も探しやすいので、同期入社が多いのもスーパーのメリットですよ。
⑥平日に休める
基本的に土日祝日が稼ぎ時なので、平日休みになることが多いです。
平日はどこも空いているので、ゆったり買い物ができますよ。
旅行も安く行けますし、予約も取りやすいです。
行政や金融の手続きも、平日休みならサクッとできます。
体調を崩して病院に行くとしても、日曜・祝日だと当番病院を探さなければならないですが、平日だとほぼ全ての病院が開いています。
平日休みは、日常生活が円滑になります。
⑦産休を取得しやすい(女性)
一昔前までは、女性社員は妊娠・出産したら退職…というのが一般的でした。
しかし現在は、どこのスーパーも人手不足なので、時短でも良いから残って欲しいと言われる事が多いです。
その場合、私が勤めていたスーパーでは、子供の保育園の関係で土日祝日に出勤できない場合、休みが固定されている本社勤務になる事が多かったです。
ただ、やはり店舗で働きたいという方や、店舗側が人手不足で人員が欲しいと本社に交渉する場合もあり、店舗で時短勤務している方もいます。
スーパーに就職する3つのデメリット
①他人と予定を合わせづらい
平日に休めるのがスーパーのメリットではありますが…
逆に、年末年始やお盆シーズンなどは、まとまったお休みを取るのが難しいです。
また正社員が、店舗が混み合う日曜・祝日に休みを取るのもハードルが高く、他の職種の方とは予定を合わせづらいです。
しかし最近では、働き方改革関連法が施行されているので、全ての店舗ではないですが、店長や主任でも交代で日曜・祝日に休んでいます。
また、本社に所属すると、日曜・祝日は休みの場合が多いです。
②クレーム対応をしなければならない
お客さまからはクレームや要望も舞い込みます。
パートさんやアルバイトさんが対応できないと判断した場合は、「上の者(担当者)を呼んできます」と、正社員が呼ばれるので、うまく対応することが求められます。
こちらに非がなくても理不尽なクレームを入れてくる人もいます。
私はこの場合『後で話のネタになるわ〜』と思いながら対応していたので、慣れてくればなんてことないですが、責任感が強く真正面から受け止めてしまう人だとストレスを抱えてしまう可能性もあります。
③給料は安い
スーパーの給与形態は、昇給金額が低い場合が殆どなので、なかなか年収が上がらないです。
しかし、頑張れば2〜3年でチーフ(主任)として出世する事もできます。
そうなると、ある程度年収を上げることも可能です。
こちらで詳しく書いています→【経験談】年収の推移〜スーパー正社員は給料安いの?〜
最初はどうしても薄給ですが、世の中が一気に副業解禁の流れになっていますので、副業で収入を上げれば年収問題も解決します。
しかもスマホだけで、スキマ時間に副業できる時代です。
とはいえ、ただでさえスーパーで働くのは体力的に疲れるので、外での副業は正直オススメしません。
こちらで自宅でスキマ時間にスマホで出来るお小遣い稼ぎについて詳しく書いています
【まとめ】
スーパーの正社員は決して恥ずかしくない!人と関わることが好きな人におすすめ
お客さまから直接「ありがとう」と言われることも多く、人と話すことが好きな方はやりがいを感じやすいと思います。
毎日違ったお客さまと対面するので、接客スキルも培うことができますし、スーパーには多数の従業員がいるので人間関係を勉強する事もできます。
スーパーは人々の生活になくてはならない存在ですし、コロナ禍でも安定している業種なので、周りの理解も得られやすいかと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。