【経験談】年収の推移〜スーパーマーケット正社員は給料安いの?〜
スーパーマーケットで10年以上働いていた元社員が年収について解説していきます。
最初に言っておきますが、スーパー勤務で年収を上げるのは簡単ではありません。
しかし頑張れば日本人の平均年収以上は稼げるようになります。
≡≡≡目次≡≡≡
①スーパーの平均年収は低い
②役職・年齢別の年収推移【私の場合】
・昇格試験とは(スーパーの場合)
・昇格試験に呼ばれる頻度
③結局スーパーは稼げないのか?
【まとめ】
・平均は低いものの年齢に関係なく能力給なのでピンキリである
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①スーパーの平均年収は低い
・スーパーの平均年収
→DODAによると、スーパー店員の平均年収は360万円です。
・日本の平均年収(2019年)
→国税庁の民間給与実態調査によると、令和元年における日本人の平均年収は約436万円となっています。
②役職・年齢別の年収推移【私の場合】
※高卒入社・チェッカー社員(女性)
18歳・新入社員 220万円
19歳〜・一般社員 250万円
23歳〜・部門チーフになる&昇格試験合格 350万円
27歳〜・資格取得&昇格試験合格 450万円
30歳〜・売上の高い店舗に異動 480万円
主任(チーフ)になると、チーフ手当が毎月貰えます。
そして昇格試験に受かると、賃金が上がります。
私の勤めていたスーパーは、主任(チーフ)になったからと言って昇格試験に呼ばれる訳では無かったのですが、自分は昇格試験に呼ばれ受かったと同時にチーフになれたのでかなりラッキーでした。
・昇格試験とは(スーパーの場合)
昇格試験合格とは、職能資格制度において現在の資格(等級)から上位の資格(等級)に上がることを意味します。
等級は人事考課を元に社内による昇格試験の結果により与えられ、この等級が上がることでその従業員は今までよりもさらに高い能力があると認められます。
スーパーにおいては、必要な資格を取得したり、部門売上目標を達成するなど頑張りが認められると、昇格試験に呼ばれる可能性も高くなります。
昇格試験に合格すると、基本給やボーナスの額が増えます。
私が勤めていた一部上場傘下の地方スーパーでは、
【お給料】
・昇格試験合格→基本給 +3〜4万円
・主任(チーフ)手当→ +1万円
昇格後はボーナス額が20万円→55万円と、最終的に約3倍になりました。
夏・冬と合わせると、最終的に約35万円→100万円でした。
全国規模の大手スーパーだと、もっと高い額が望めるかと思います。
・昇格試験に呼ばれる頻度
わたしは約4年に1度のペースで呼ばれていましたが、10年以上働いていて1度も呼ばれない人もいました。
流石に20年呼ばれないという人は見たことがありませんが…。
③結局スーパーは稼げないのか?
スーパーの年収は低いと言われていますが、私が見た限りでは人によります。
同じ店舗・同じ役職で働いている同年代でも等級にバラつきがあるため、年収に差がある事も珍しくありません。
どこで差が出るかというと、
①数字管理ができるかどうか
②資格取得や社内コンテストに積極的かどうか
が鍵となるかと思います。
そして頑張って自部門の成績を伸ばせば売上の高い店舗に異動する可能性が上がります。
そうなるとボーナス査定が良くなり、昇給試験に呼ばれやすいので賃金アップが見込めます。
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【まとめ】
食品スーパーは“給与が伸びにくい”業界です。
日本の平均年収に比べるとスーパーの平均年収は安いです。
しかし働いていてわかったのですが、給料は年齢に関係なく能力給なのでピンキリです。
努力次第で給与を上げ、日本の平均年収以上に稼ぐことは可能です。
私は部門チーフで退職したので年収は480万円止まりでしたが、副店長以上になれば年収500万円超えも夢ではありません。
近年は大手のみならず、地方スーパーでも女性店長、女性役員が誕生しているので、男性だけではなく女性もモチベーションを持ちながら働けるかと思います。
参考になれば嬉しいです。
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